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とある、ホイルフィッティングの例をご紹介します。(フロント)

こんにちは。トライブファクトリー staff チコ です。


ホイルフィッティングの紹介例です。
今回はフロントホイールの例になります。

高価なマグネシウムホイールや、思い入れのある他車種ホイール。 事故修復などで他のホイルを使いたい。お気軽にご相談ください。


P1020406-01.jpg
手前から純正形状ホイール。
現状装着している、リプレイスホイール。
次に今回フィッティングをとるホイールです。
今回は真ん中のホイルを基準ホイルとし、手前のホイルと整合が取れているかも確認をしながら行います。
P1020407-01.jpg
まず、当然ですが、「フレ」「曲がり」の点検をします。
また、意外と盲点なのが、ディスクボルトの取り付け雌ねじです。非常に痛んでいるホイールが多いです。
特にリプレイスホイルは事前にヘリサートしておきたいくらいです。丁寧に作業します。
長期にわたってはずした形跡のないディスクボルトは必ず浸透剤をつけましょうね。

P1020411-01.jpg
P1020412-01.jpg  
各部の採寸を行います。
私どもの採寸には、30ミリ厚の計測治具、定盤、ハイトゲージ、スコヤ、ノギスなどを使い計測します。
計測においては、任意の3箇所を図ることにしています。なぜ3箇所計るかというとリム端面からの距離を測るときなどは、軸に比べて公差が大きいからです。
計測数値を近似値、場所によっては平均値にて図面に記載します。

この図面・データは基本的にユーザーさんにお渡しします。採寸が一番重要な仕事ですね。
また、よく誤解されている方が多いのですが、
フロントホイル、リヤホイルともに、ホイルセンターからの左右への距離は同じとは限りません。
フォークエンドの形状・アクスルシャフトの形状・スイングアームの形状などをよく見るとわかります。
ですから、左右正確に図らなくてはなりません。また、基準となるホイルのカラー類がすべて揃っているのが理想です。

P1020414-01.jpg
ベアリングですね。いろいろありますね。ホイルリプレイスの肝となるのがベアリングですね。
アウターのサイズを基準にして、使用する予定のアクスルシャフト内径に合うベアリングを選定します。
この時、そのベアリングがどの程度の加重に耐えるのか、仕様書をしっかりと見ることが重要です。
加重に耐えなければだめですから。
また、接触シール・非接触シールなどいろいろありますが、使用用途で分ければいいと思います。ダストシールを除去するなら接触シールのほうがBESTです。
また、厚みをかなり稼ぎたい場合は、単列じゃなくて複列ベアリングを視野に入れてもよいと思います。

P1020419-01.jpg 
P1020420-01.jpg P1020422-01.jpg
今回は、スピードメーターギヤを取り付けることを前提にベアリングやカラー類を作成していきます。
フロントホイルのスピードメーターギヤの取り出しが一番頭を悩ませますが、ホイルを加工せずに取り付けるようにすることに努めなくては なりませんね。
他車に気軽に使用できないホイルにしてしまっては、リプレイスの本末転倒ですから。

今回の場合、メーターギヤ兼カラーは本来若干延長する必要がありました。もちろんメーターの外側にその分の厚さのカラーを入れても同じことですが、ホイルを交換する際、手間ですしなによりスタイリッシュではありません。
というわけで、ベアリングを若干外側に引っ張ることと、メーターギヤのベアリングサイドに凹カラーをはめ込んで問題を回避します。メーターギヤを外してもカラーは落ちないよう軽くはめあうように作ります。

同時にベアリングの厚み・引っ張り具合を加減して、ディスタンスカラーを作成します。
ディスタンスカラーの取り付けは、「優しく面接触」が基本ですよ。ベアリングの動きがこれで決まっちゃいますからね。

P1020424-01.jpg
これで、ホイルセンターは完了です。

P1020425-01.jpg
次にブレーキですね。今回はスペーサーをディスクとの間にかませることにしました。使用するディスクのオフセット量を基準に算出します。
ホイルとのはめ合い部を大きく超えるようなオフセット一定以上の厚みであれば、ホイルとセンターがずれない様に凸型に作成します。
今回はそれほどのオフセット量ではありませんので、普通の平らなスペーサーです。厚みとPCDをきっちり守って作成します。
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というわけで、最終的な装着時の姿になります。
ここでもう一度確認のため計測をし、細かい部品の作成を行います。

 
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P1020434-01.jpg
今回はスピードメーターギヤの金具を若干加工しました。
まず、ホイルにひっかかる部分を作ります。回転方向にしっかり噛むようにします。
また、止め輪で金具が落ちてこないように加工します。
最後に、メーターギヤとの引っかかりが弱いようであれば、若干延長します。延長はそこら辺の金具を点付けして削って完了です。

P1020426-01.jpg
話がそれますが、ディスクボルトとキャリパーの取り付けは非常に大事な項目ですよね。
とくにスペーサーを入れた車両は、進行方向、また横方向にしっかりと取り付けられているか計測や目視で確認をすることをお勧めします。
またディスクボルトも使用用途によってケミカルの使い分けをすることが必要です。
規定トルクでの締め付けはもちろんですが、
頻繁な脱着を想定するなら、カジリ止めを塗って定期点検。
ネジロックを塗るなら、きっちりとボルトを洗って新たにネジロックを塗ります。
大事なホイルがだめになったら大変ですからね。

お気軽にご相談を。


“トライブファクトリーはお客様のニーズにお答えするモーターサイクルワークショップです。”
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